14日、鹿児島・沖永良部島の和泊町の岩場で見つかった身元不明の女性の遺体について、警察は大阪府の45歳の事務員の女性であることを明らかにしました。警察はこの女性が、13日の夜、宿泊先から外出して連絡が取れなくなっている宿泊客ではないかとみて調べています。

警察によりますと14日午前7時半ごろ、沖永良部島の和泊町根折から北に約2キロの岩場で、身元不明の女性の遺体が見つかりました。

13日午後6時半ごろ「宿泊客と連絡が取れない」と宿泊施設の関係者から沖永良部警察署の署員に電話があり捜索していたところ、崖下約20メートルの岩場でうつぶせに倒れていた遺体が見つかったということです。

その後警察が身元の確認を進めた結果、遺留品などから、遺体は大阪府の45歳の事務員の女性と判明しました。女性は頭から出血していて、死因は転落による外傷性ショック死でした。

警察は、女性が13日夜、宿泊施設から外出して連絡が取れなくなっている宿泊客ではないかとみて、引き続き当時の状況など調べを進めています。

鹿児島テレビ
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