バスケットボールBリーグB1東地区のレバンガ北海道は9月14日、北海きたえーるで今季からB1に昇格のアルティーリ千葉と対戦し86-72で敗れました。クラブ創設15周年を記念して開催されたレバンガ初の主管国際試合「LEVANGA CUP 2025」は準優勝で幕を閉じました。
前日の試合で27得点と大暴れしたSG富永啓生選手(24)は、2試合連続となるスタメン出場を果たし第1Qだけで代名詞である3ポイントシュートを4本決めるなど14得点をマークしました。つづく第2Qも開始直後に3ポイントシュートを決めてアリーナを沸かせますが、相手選手と接触し左足首を負傷。 自らベンチに下がり交代するとその後はロッカーに下がり姿を現すことはありませんでした。
攻撃の要を欠いたレバンガは第2Q終盤に逆転を許し、再びリードを奪うことができずに敗戦。それでもトーステン・ロイブルHCは「プレシーズンの試合としては完璧な状況。プレシーズンなので選手たちに居心地の良い状況になってもらいたくないという意味で。ただ、ホームのお客さんの前で負けてしまったことは嬉しい状況ではないが、がっかりしている状況でもない」と振り返りました。
この日の試合はロスター全選手が出場し「富永選手がプレーできない状況の時には他の選手がステップアップしなくてはいけない。今日は特にドワイト・ラモス選手がプレシーズンの試合の中では一番良いパフォーマンスだった。盛實海翔選手もプレシーズンは怪我でスタートが出遅れたが総合的なパフォーマンスは良かったと思うのでその二人に関しては満足している」と攻撃を盛り立てた二人を評価しました。
富永選手に関しては「特にシリアスな怪我ではなく、長期のケガではない。ただ無理をして試合に出すとかリスクを負わせたくなかった。軽い怪我に関してはすぐに治療やリハビリをした方がその怪我が大きくならないので…」
〈レバンガ北海道 今後の日程〉
プレシーズンゲーム:9月20日(土)21日(日)@北海きたえーる
vsファイティングイーグルス名古屋