地域住民が協力して海の環境保全に取り組もうと、延岡市では中学生などが砂浜の清掃活動を行いました。
清掃活動が行われたのは延岡市土々呂湾の砂浜で、中学生など約80人が参加しました。土々呂湾の砂浜は、海水浴場として親しまれましたが半世紀以上前に閉鎖され、地元の市民団体が再開を目指しています。
再び海水浴ができる環境を作ろうと、清掃活動では流木やペットボトルなどが回収されました。
(参加した中学生)
「いろんなゴミがあってまだ、きれいに出来ていないと思いました。魚がとても元気で、みんながゴミとかで迷惑にならないような浜になってほしい。」
また、延岡の魚をテーマにしたワークショップでは、早春の土々呂湾にはたくさんのアユの稚魚が確認されるなど、豊かな海が広がっている事が紹介されました。
清掃活動を主催した市民団体は「海水浴場の再開に向け清掃活動を続けたい」としています。