札幌管区気象台は9月13日夜から14日明け方にかけて、北海道で「線状降水帯」が発生する可能性があると発表していましたが、低気圧が通過し、雨雲が東側に移動したため、「線状降水帯」発生の恐れはなくなりました。
札幌市東区では木が倒れ、国道5号が14日午前5時50分から約1時間にわたって通行止めになりました。
この倒木によるけが人はいません。
住宅被害は、白老町で床上浸水が1戸・床下浸水が20戸、長沼町で一部損壊が1戸確認されました。
13日から停電も相次ぎました。
14日午前9時現在、計470戸が停電しています。
JR北海道は午前6時現在、特急12本を含む計63本が運休しました。
運転見合わせの区間は以下の通りです(いずれも始発から)。
【根室線】新得~釧路 下り線が正午ごろまで。上り線が午後1時ごろまで。
【花咲線】全線 上下線で午後1時ごろまで。
【釧網線】全線 下り線で午後3時ごろまで。 下り線で午後2時ごろまで。
道内では14日昼前まで大雨による土砂災害や河川の増水に、14日昼過ぎまで強風に十分注意してください。