秋の旬の味覚、秋サケ。

 2025年は値上がりが心配されていますが、札幌市近郊の朝市にも、秋サケがいよいよ並び始めました。
 
 旬をお得に楽しめる、朝市の魅力を取材しました。

値上がり心配の秋サケを朝市でお得に!

 「おーすごい!朝日に輝いて、たくさんの秋サケが今、水揚げされています!」(糸口 真子フィールドキャスター)

 北海道石狩市の厚田漁港では、秋サケの水揚げが9日からスタート!

 「まだ2日目なのでこれから。北海道の下の方(太平洋側)が良い塩梅なので。サンマもいっぱい獲れているみたいなので、秋サケもたくさん来てくれれば良いと思います」(厚田漁港の関係者)

 2025年の秋サケは、北海道への来遊量が2024年から4割減ると予測され、市場関係者は、価格も例年より高くなるとみています。

 厚田漁港でけさ水揚げされたサケの一部は、そのまま人気の朝市に並びます。

 さっそくサケを目当てに訪れる人も。

 「(Q:秋の時期は何回くらい?)2回か、3回くらいかな。イクラをつけたり鮭とばを作ったり」(客)

 「(Qこちらは?)メス。イクラ、イクラに期待で」(客)

 やっぱり、人気は筋子入りのメス。

 朝市の価格は、メス1キロあたり2000円。

 3キロほどあるこのサケ1匹の価格は、6100円です。

 9日の、札幌市中央卸売市場では、メス1キロあたり、高値で2100円程。

 朝市の方が、少しお得に購入できました。

追加料金100円で朝市ならではのサービスも!

 さらに、追加料金100円で、さばいてもらえるのも、朝市ならではのサービスです。

 「筋子が出てきました!」(糸口フィールドキャスター)

 サケの中には、たっぷり490グラムの筋子が。

 イクラの醤油漬けにつれば、家族で存分に楽しめそうです。

 この朝市では、サケの価格は、漁のとれ具合によって1週間ごとに決めています。

 漁港によると、9月下旬以降に、漁獲量が増える可能性もあり、価格が安くなることが期待されています。

朝市ならではのお得なサプライズも

 さらに、朝市ならではの、こんなサプライズも!

 「サバがたくさん獲れたのでサバをサービス!1,2,3,4,5匹!」(店員さん)

 サバが豊漁で、サケ1匹を買うと、サバ5匹が無料でもらえました。

 他にもお得なものも!

「こちらのワタリガニは、このトレイに入った6個で800円ですか?」(糸口キャスター)

 「塩ゆでが、いいですよ。普通のカニと一緒で、塩でゆでて。おいしいですよ」(朝市の店員)

 その日とれた新鮮なものをお得に手に入れられる朝市。

 物価高の今だからこそ、かしこく利用してみてはいかがでしょうか。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。