関西空港にきのう=12日夜、ユナイテッド航空機が緊急着陸したトラブルを受け、国の運輸安全委員会は調査官を派遣し、詳しい状況を調べています。
きのう午後7時すぎ、成田発フィリピン・セブ行きのユナイテッド航空32便が飛行中、貨物室の出火を示す警報が出たため、関西空港に緊急着陸しました。
国土交通省などによると、乗客、乗員142人が緊急脱出用シューターで避難し、乗客5人が軽いケガをしました。
発生から一夜明け、機内にいた乗客が緊迫した時間を語りました。
【脱出した乗客】「CAさんが『Gostraight』ってずっと言ってたんですけど、どっちに進めばいいのかわかんなくて、最初その辺でぐだったりして危なかったです」
国交省は緊急着陸を重大インシデントに認定。運輸安全委員会は事故調査官を現地に派遣し、詳しい原因を調べるということです。