長崎県を訪問中の天皇皇后両陛下は、障害者の作品展を鑑賞されました。
13日午後2時半ごろ、両陛下は長崎市内の美術館を訪れ、「全国障がい者作品展」の会場を見て回られました。
鳥の目線で描いた架空の街の精巧な絵画をのぞき込み、皇后さまは「1枚描くのにどのくらいかかりますか」などと尋ねられました。
また、下絵無しで一筆書きのように恐竜をはさみで切り抜いていく繊細な技術に驚き、陛下はトリケラトプスの切り絵を受け取り、「素晴らしいですね」と喜ばれました。
一方、長女の愛子さまは、沿道に集まった人たちに笑顔で手を振り、初めて訪問した長崎を午後4時ごろ後にされました。