警察や運輸局など4つの機関が合同でトラックの過積載に対する取締りを9月12日倉敷市で実施しました。

取締りを行ったのは、本四高速と岡山県警などあわせて4つの機関で、2023年から合同での取締りを実施しています。

倉敷市の児島インターチェンジでは、警察官らがトラックの重量測定をして違反がないかチェックしていました。
またドライバーにチラシなどを配り、過積載での運行防止を呼びかけました。

(中国運輸局岡山運輸支局 櫻井康彬首席運輸企画専門官)
「積載が通常より多いということで非常に大きな事故につながる危険性があるのとインフラである道路や橋の劣化を早めてしまう。(4機関が)連携することによってより幅広い人たちに取締りや啓発活動を行うことが出来る」

運輸業界では、去年4月からトラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限され、いわゆる「物流2024年問題」の影響で輸送力不足による過積載の発生が懸念されています。
関係機関は、荷主や元請け企業に対しても過積載防止を強く働きかけていくことにしています。

岡山放送
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