岩手県大船渡市の小学校で親子で参加する特別授業が開かれ、養殖ワカメの芯を抜く作業に挑戦しました。
養殖ワカメの発祥の地とされる大船渡市末崎町の末崎小学校では、2024年から授業の一環でワカメの芯を抜く体験学習をしています。
9月12日は3年生23人とその保護者が、地元の漁業者や高齢者団体の人たちから教えてもらいながら、ワカメの芯抜き作業に挑戦しました。
芯抜きは塩蔵加工されたワカメを茎と葉に分ける作業です。
参加した全員が初めてでしたが、用意された30kgのワカメの処理は予定よりも早く終わりました。
体験した親子からは「初めてやった。難しい」「覚えられたから、すごく楽しい」などの声が聞かれました。
授業の後には自分たちで芯抜きしたワカメをみそ汁に入れて味わい、参加した人たちは地元の海の幸を誇らしく感じている様子でした。