台湾で8月13日、台風11号による大雨と猛烈な風で、100人以上がけがをするなど被害が拡大した。桃園国際空港では着陸を試みた貨物機が強風にあおられ、翼が滑走路に接触し火花が散ったが、なんとか着陸して乗員にけがはなかった。

大雨と猛烈な風で100人以上けが

8月13日、台湾を台風11号が直撃した。カメラが捉えたのは、一面水浸しになった街だ。

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大雨と最大瞬間風速63.4mを記録した猛烈な風で、100人以上がけがをするなど、甚大な被害が出た。

空の便もキャンセルが相次ぐ中、台湾・桃園国際空港では飛行機が着陸を試みた。飛行機は、フラフラと降下しながら、滑走路を目指している。

よく見ると、機体の向きと滑走路の向きが大きくずれている。
すると強風にあおられ、右の翼が地面に接触し、激しい火花が散った。

翼が地面に激しく接触するもなんとか着陸

別のカメラの映像でも、まぶしい光を放つ様子が確認されていて、接触の激しさを物語っている。

ぶつかったのはエンジン部分で、翼には燃料が入っている。
その後、飛行機はなんとか着陸に成功した。

現地メディアによると、飛行機は貨物機で乗員にけがはないという。
(「イット!」8月29日放送より)

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