岩手県内に16ある警察署の署長などが一堂に会する会議が、9月12日に岩手県盛岡市で開かれました。
8月以降、県内で相次ぐ交通死亡事故を受け、取り締まりを強化する方針が確認されました。
会議には県警本部の各部長や県内16の警察署長など73人が出席しました。
はじめに県警の増田武志本部長が、8月以降、県内で相次ぐ交通死亡事故を受け次のように話しました。
県警 増田武志本部長
「飲酒運転などの悪質・危険な違反の指導取り締まりを強化し、交通事故抑止に取り組む必要があります」
県内では8月、交通事故で10人が死亡しています。
1カ月の死者数が2桁となるのは2018年1月以来で、県警では高齢者への交通安全対策などを強化する方針です。
また増田本部長は県内で特殊詐欺やサイバー犯罪などを中心に刑法犯の認知件数が増加していることを踏まえ、県警が目指すべき姿について次のように述べました。
県警 増田武志本部長
「引き続き県民の期待と信頼に応える力強い警察を目指していただきたい」
次回の会議は2026年1月に行われます。