仙台市宮城野区の保育園で、来年卒園する園児たちがみそ作りを体験しました。できあがったみそは、卒園式で園児たちに手渡されます。

「もっとぎゅっぎゅ!そして入れる~!」

みそ作りを体験したのは、宮城野区の「鶴ケ谷はぐくみ保育園」の園児24人と保護者です。来年3月に卒園する園児たちへの記念品を、親子で作ってもらおうと初めて企画されました。

作るのは大豆を多く使うため、うまみが強いという県の特産品「仙台みそ」。みそ製造技能士という国家資格を持った、みそ作りのプロから作り方を教わりました。

「これをお水の中に入れてあげてください。ありがとう~上手!」

材料を混ぜ合わせた後は、カビが生えないように、しっかりと空気を抜きます。

「おいしくな~れ」

園児たち
「楽しかった」
Q.どんなことが楽しかった?
「コネコネ」
「お豆つぶしたり、丸めたりするので物知りになった」
「豆を使うんだな~って」
Q.どんな料理に使いたい?
「おみそ汁!」

9月12日に作ったみそは、半年間熟成させ、卒園式当日に園児たちに手渡されるということです。

仙台放送
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