8月、鹿児島県内を襲った豪雨で被害を受けた人に車の貸し出し支援を行っている日本カーシェアリング協会に、12日、JU鹿児島から支援車両5台が贈られました。

日本カーシェアリング協会では、全国各地で被災により自家用車を利用できなくなった人たちに車を無料で貸し出す支援を行っています。

県内でも8月発生した豪雨で被害を受けた人への支援を始めていますが、12日までに500件を越える申し込みがあるのに対し、貸し出しできる車の数が大きく不足する状況が続いています。

そんななか、鹿児島で中古車販売を行うJU鹿児島が5台の自動車を協会へ寄贈することになり、12日はJU鹿児島の新園理事長から日本カーシェアリング協会の西條総務部長に、寄贈車両の鍵が贈られました。

JU鹿児島・新園康男理事長
「8月8日に発生した九州豪雨により多くの被災者の移動が困難となり、なるべく早い復興をお祈りしたいという気持ちで自動車5台を贈らせてもらった」

日本カーシェアリング協会・西條里美総務部長
「九州全体での待機者が1000人を超えている状況なので、1日でも早く待っている方に車を届けられるよう、精一杯活動していきたいです」


日本カーシェアリング協会では引き続き車の寄付を呼びかけています。

詳しくはホームページをご覧ください。

鹿児島テレビ
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