9月9日、鹿児島市に住む70代の男性が自宅で頭から血を流し死亡していた事案で、警察は男性の死因が銃でできた傷による脳障害だったと明らかにしました。

警察は、男性が拳銃のようなものを自作し、自殺を図った可能性が高いとみて捜査を進めています。

警察によりますと、9月9日午後4時ごろ、鹿児島市の住宅でこの家に住む70代の男性が頭から血を流して倒れているのを同居する親族が発見し、その後死亡が確認されました。

男性は発見時、室内の座椅子に座り、拳銃の様な物を左手に持った状態で、司法解剖の結果、男性の死因は銃でできた傷による脳障害だったということです。

室内からは弾丸のようなものも見つかっていて、頭部を貫通したものとみられています。

12日、同居する親族が取材に応じ、死亡した男性が自作したとみられる拳銃のようなものを持っていたと語りました。

同居する親族
「(拳銃のようなものは)このくらいの大きさかな。持つところがあって引き金があったと思うけど。(男性は)2階にいて外に鳥がよく来ていた。巣箱があって、それをめがけて(鳥を)撃っていた。(拳銃のようなものは)自分で作ったんじゃないかと思う」


警察は男性が拳銃のようなものを自作し、自殺を図った可能性が高いとみて、銃刀法違反の疑いでも捜査を進めています。

鹿児島テレビ
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