敬老の日を前に宮崎県延岡市では、通学路で見守り活動を行う交通指導員などに、子供たちが感謝の手紙を渡しました。

これは延岡警察署が小学校などに働きかけて実現し、延岡市の旭小学校と恒富小学校が協力して行われました。
このうち旭小学校では全校児童407人が、感謝の気持ちを込めた手紙を書き、交差点などに立つ交通指導員やボランティアに渡しました。

12日朝、学校近くの三叉路に立ったのは交通指導員の野田寿昭さん77歳。活動歴は5年で週2回、登校時間帯に合わせて交通指導をしています。
子供たちは感謝の言葉をかけ、手紙を渡していました。

(旭小学校の児童)
「毎朝、元気良く手を振ったり、あいさつをしてくれるので、いつもありがとうという想いで手紙を渡しました」

(旭小学校の児童)
「毎朝、元気をもらえていいなと思っています」

(延岡市交通指導員 野田寿昭さん)
「たくさんの子供が書いてくれて、自分で必死に書いたというのが伝わってくるので非常にうれしいです」

旭小学校の校区には、延岡市が委嘱する交通指導員やボランティアなど約20人がいて、交差点などで交通指導や見守り活動を行っています。

テレビ宮崎
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