徳島県では「ジャパンブルー」として知られる藍染めの伝統的な原料の「すくも」づくりが始まっています。

藍染めの原料「すくも」は、夏に刈り取り乾燥させた藍の葉に地下水をかけてかき混ぜる作業を5日おきに100日間、繰り返して完成します。

ことしは暑い日が続くため、藍の葉を積む高さなどで発酵の温度を調整しながら作業をしているということです。

【藍師・佐藤好昭さん】
「ことしはだいぶ猛暑対策ができるようになりまして、葉っぱの品質もよくて、いい染料ができそうな予感がしています」

「すくも」づくりは11月下旬まで続き、12月には全国の染め物工場などへ、出荷されます。

関西テレビ
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