救急現場への理解を深めてもらおうと、大分県の別府市消防本部が12日、医療関係者を一日救急隊長に任命しました。
9月9日の救急の日を含む1週間は、救急医療週間として全国で救急医療の普及や啓発が行われています。
別府市消防本部ではこの期間に合わせて医療関係者を一日救急隊長に任命していて、12日は市内の医師や看護師あわせて5人が選ばれました。
5人は傷病者を搬送する際の注意点などを確認し、患者がどのように病院に運ばれているのか理解を深めていました。
◆一日救急隊長を務めた医師
「情報共有が大事だと思うのでお互いがお互いの仕事として何が出来て何を求めているかを知っていくことが大事だと思う」
「搬送された後の引継ぎもしっかり行っていけるような医師になっていきたいと身が引き締まった」
別府市消防本部は「救急車の出動件数が近年、増加傾向にある」として適切な利用を呼びかけています。