空き家に設置された室外機などを盗んだとして国東市の男に9月11日、拘禁2年執行猶予3年が言い渡されました。

2025年6月に改正刑法が施行されて以降、大分地裁で拘禁刑が言い渡されたのは初めてです。


国東市に住む70代の男は2025年6月、2回にわたり空き家の屋外に設置された室外機などを盗んだとして、窃盗の罪に問われています。

9月11日開かれた判決公判で大分地裁の辛島靖崇裁判官は被告に拘禁2年執行猶予3年を言い渡しました。

大分地裁によりますと2025年6月に改正刑法が施行されて以降拘禁刑の言い渡しは初めてだということです。拘禁刑はこれまでの懲役刑と禁錮刑が一本化された新たな刑罰です。

刑務所に収容されるという点ではこれまでと同じですが拘禁刑には刑務作業の義務が無く更生を重視した作業や指導が行われるということです。

テレビ大分
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