バレーボール・Vリーグ女子に所属する倉敷アブレイズは、元監督が起こした女性へのわいせつ事件を受け、新しい監督を任命してチームの立て直しを進めています。
不同意わいせつの疑いで逮捕された倉敷アブレイズの元監督、鈴木秀生容疑者(48)は12日朝、岡山地方検察庁倉敷支部に身柄を送られました。
警察などによりますと、鈴木容疑者は2025年5月17日の昼過ぎ、倉敷市の屋内で、県内に住む20代の知人女性の上半身をさわるなどわいせつな行為をした疑いです。警察の調べに対し、鈴木容疑者は「覚えがない」と容疑を否認していますが、警察は余罪を含めて詳しく調べています。
地域のスポーツ界に衝撃が走る中、チームは10日付けでアメリカ女子代表の監督の経験を持つ吉田敏明さんを監督に迎えたことを明らかにしました。
そして「再発防止に向けてクラブ内の管理体制や教育体制を早急に見直す、信頼回復に全力を尽くす」とコメントを出し、チームの立て直しを進めています。