住宅に囲まれ地域の憩いの場ともなっている一角に、オレンジ色の炎が立ち上りました。
11日未明、熊本市西区にある『池田八幡宮』の社殿を全焼する火事がありました。
【郡司琢哉アナウンサー】
「神社とみられる建物がオレンジ色の炎に包まれています。消防が消火活動を始めましたが、既に建物は柱や梁といった軸組だけの姿になっています」
11日午前1時ごろ、熊本市西区池田で、「神社が燃えている」と近くの住民から消防に複数の通報がありました。
警察や消防によりますと、火は池田八幡宮の社殿約120平方メートルを全焼し、約1時間半後に消し止められました。
この火事によるけが人はいませんでした。
【近所の人】
「我が家の窓から炎が上がっているのが見えたから『近所だ』と思って、びっくりしました。小さいときはここで遊んでいましたからね」
神社を管理する総代によりますと、この神社は江戸時代の初期にあたる1655年ごろに創建されたとみられ、地元の夏祭りの会場としても親しまれていたということです。
警察と消防が火事の原因を調べています。