地域に伝わる神楽などを若い世代に引き継いでもらおうと日南市の中学校で伝統芸能の学習会が行われました。
(指導)
「頭の上に扇きって袖巻いて時計と反対周り一回半」
学習会には北郷小中学校の7年生11人と郷原神社の宮司など2人が参加しました。
この活動は、北郷に伝わる伝統芸能を若い世代に継承していこうと20年程前から行われています。
今年のテーマは、神楽と棒踊り。
9月11日は山宮神楽の田植えを模した演目「御笠」を学びました。
(田植えの様子)
「どどんがどんどどんがどんどどんがどんどどんがどん」
生徒たちは、慣れない動きに戸惑いながらも宮司の指導の元、扇を手に、ひとつひとつの動きを学んでいました。
(生徒)
「とても疲れますが楽しいです。学校で後輩たちにもかっこいい所を見せて、やりたいなと思ってもらいたいです」
(郷原神社 松田治生宮司)
「子供たちに教えることができて本当にありがたいと思っています。後継者の育成のためには本当によい場所だと思っています」
生徒たちは、10月24日の学習発表会で神楽と棒踊りを披露することになっています。