東京・新橋のガールズバーで2024年、従業員の女性をナイフで刺して殺害するなどした罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。
千明博行被告(50)は2024年10月、港区・新橋のガールズバーで従業員の谷沢優奈さん(当時18)の首をナイフで刺して殺害するなどした罪に問われ、これまでの裁判で起訴内容を認めています。
検察側は11日の裁判で「大金を使ったのに連絡を絶たれ犯行を決意した」と述べた上で、「強い殺意に基づいた危険かつ執拗な犯行で身勝手極まりない」と指摘し、懲役20年を求刑しました。
一方、弁護側は「犯行は衝動的なものだった」「被害者に利用されていた」などとして、「懲役10年が妥当」と主張しました。
判決は9月17日に言い渡される予定です。