沖縄県内では厳しい暑さが続いていて、9月に入り各地で今年の最高気温を観測していたことがわかりました。
しばらく真夏日が続く見込みで、気象庁は、熱中症から自分の身を守るよう呼びかけています。
那覇市は9日、最高気温32.6度の真夏日となり、本島地方と八重山地方に熱中症警戒アラートが発表されていました。
街の人は・・・
女性:
9月になったら少しは下がるかなと思っているんですけど、全然そういうのがないですよね
女の子:
暑いです。汗いっぱいかいています
女性:
ひたすら日焼け止め。効き目を感じないですけど。早く涼しくなってほしいです。
男性:
大変暑くてやっていられない。水分をいっぱい取っています。おうちの中ではクーラーを入れています
沖縄地方では9日、久米島町北原で34.0度、7日は那覇で33.6度、竹富町波照間で34.8度が観測され、いずれも今年の最高気温を更新しました。また、石垣市盛山では6日、34.3度と9月の観測史上最高を記録しています。
沖縄気象台によりますと、8月までは太平洋高気圧が西日本の広い範囲を覆っていましたが、9月に入ってから沖縄を中心に張り出していて温かい空気に覆われやすくなっているということです。
向こう2週間は、最高気温32度前後の暑さが続く見込みです。
ところで、県内で熱中症により緊急搬送されたのは5月から8月末までの速報値で1244人、そのうち6人が死亡し35人が意識障害や痙攣などを伴う重症となっています。
また、病院に運ばれた人の半数が65歳以上の高齢者で、住居内で発症したケースが最も多いということです。
気象庁はこまめな休憩や水分・塩分の補給、なるべく室内の涼しい場所で過ごすよう呼びかけています。