指導者不足などの悩みを抱えるバスケットボールチームを、デジタル技術を活用して支援する取り組みが、沖縄県糸満市で行われています。
このプロジェクトは、日本バスケットボール協会などが指導者がいないなど悩みを抱える子どもたちなどを対象に、デジタル技術を活用して支援しようと始めたものです。
全国の応募の中から選ばれた3チームの内の1つが、糸満市の男子小学生バスケットボールチーム「CUBE」です。
この日は月に1度の対面練習の日。元Bリーガーの木村嗣人さんが、特別コーチとして派遣されました。
子ども達はタブレットを使ってドリブルやシュートを撮影し、AIでプロのバスケットボール選手と自身の動きを比較していました。
キャプテン 上野惺真くん(5年生):
自分の撮った動画をプロの選手と比較して、マッチ度でどれくらい一致しているかで表せて、自分の動きがどこまでいって(合って)るのかというのがとてもわかりやすかったです。去年の6年生を抜かすほどの上手さになりたいです
木村さんは、子ども達が楽しみながら競技を続けられるよう、こうした取り組みがどんどん広がってほしいと話していました。
このプロジェクトは2026年3月まで続けられます。