現地時間10日、アメリカ・ユタ州にある大学で、政治イベント中にトランプ大統領の側近とも言われる政治活動家 チャーリー・カーク氏が銃撃され死亡した。
カーク氏は事件直前に日本を訪問し、4日前には参政党の神谷代表と対談イベントにも出演していた。カーク氏に一体何があったのか、当時の状況が明らかになってきた。
トランプ大統領“側近”が銃撃され死亡
叫び声を上げ逃げ惑う人々、アメリカ西部の大学で起きた銃撃事件直後とみられる映像だ。

撃たれたのは、トランプ大統領の“側近”とも言われた政治活動家のチャーリー・カーク氏(31)だった。
事件は現地時間9月10日、アメリカ・ユタ州にあるユタ・バレー大学で起きた。

質問者:
アメリカで過去10年間に、どれだけの銃乱射事件が起きているかご存じですか?
カーク氏:
ギャングが関わったものを含める?含めない?

カーク氏が野外スペースで開かれた政治イベントで、出席者からの質問に答えていたところ、何者かに銃撃された。

3000人ほど集まっていた会場は、大混乱。

首付近を撃たれたカーク氏は、搬送先の病院で死亡が確認された。

Z世代に大きな影響力を持つ保守系団体を創設したカーク氏。
2024年の大統領選挙では、トランプ陣営として若者票の取り込みに大きな役割を果たしたという。

事件を受け、トランプ大統領はSNSに「偉大で伝説的なチャーリー・カークが亡くなりました」「チャーリー、私たちはあなたを愛している」「私たちは皆、銃撃を受けたチャーリー・カークのために祈らなければなりません」とカーク氏を悼む言葉を連投。
さらに、アメリカの公共施設などに半旗を掲げるよう命じた。
事件直前に日本へ…参政党・神谷代表と対談も
カーク氏は事件直前に日本を訪問し、4日前には参政党の神谷代表と対談イベントに出演していた。

その神谷代表は今回の銃撃事件を受け、カーク氏とのツーショット写真と共に追悼文をSNSに投稿した。
銃の発砲音は、カーク氏から200mほど離れたキャンパス内の屋上で響いた事が分かっている。

警察はこれまでに2人の参考人を拘束したものの、いずれも釈放していて容疑者の逮捕には至っておらず、現在も捜査を続けている。
(「イット!」9月11日放送より)