9月8日夜、JR広島駅のホームで可動式の柵を蹴って壊したとして、国土交通省の職員の男が現行犯逮捕されました。

警察によりますと、岡山県倉敷市に住む国交省・中国地方整備局の道路部に所属する板谷行順容疑者は、8日午後11時ごろ、広島駅の新幹線ホームで可動式の柵を複数回足で蹴って壊した疑いがもたれています。

板谷容疑者は、目撃者からの通報を受けて駆け付けた警察官に現行犯逮捕され、調べに対し「蹴ったことは間違いありません」と容疑を認めています。

板谷容疑者は広島市の本局に勤務していて自宅から新幹線で通っていたということです。

事件当時は、酒に酔っていて自宅に帰るために1人でホームにいたとみられていて、警察は動機などを詳しく調べています。

柵は2021年に設置されたプラスチック製で、ヒビが入るなどしたものの開閉に支障はなく、列車の運行に影響はなかったということです。

テレビ新広島
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