後継者不足や経営課題の解決に向けて企業のM&Aの活用を考える経営者向けのセミナーが広島市で開催されました。
このセミナーは企業の成長戦略や課題解決に役立ててもらおうと開かれたもので、県内の経営者たちおよそ120人が参加しました。
セミナーでは、中小企業などに対してM&Aの提案を行ってきた「日本M&Aセンター」の竹内直樹社長が講演しました。
【日本M&Aセンター:竹内直樹社長】
「成長戦略でM&Aを考えていこうというのは買収だけではない。大手の企業と一緒になることによって成長していこうという考え方も出てきている」
市場規模の縮小や生産活動を支える人口が減ることにより、企業の経営環境が厳しくなっているため、これまでのように事業を引き継ぐためのM&Aではなく、会社の成長を目指すためのM&Aを行う必要があると訴えました。
【日本M&Aセンター:竹内直樹社長】
「売上高50億と10億の会社が一緒になれば販管費をぐっと下げることができるまさにM&Aのメリットはこういうところから出てくるのではないか」