木造の味わいが堪らない建築

■山梨県富士河口湖町

山梨県富士河口湖町(2016年9月撮影)
山梨県富士河口湖町(2016年9月撮影)

見事な味を醸す西浜簡易郵便局。看板に書かれた郵便局名の字体が素敵だ。この8年後にも再訪している。

■島根県津和野町

島根県津和野町(2025年3月撮影)
島根県津和野町(2025年3月撮影)

重要伝統的建造物群保存地区である津和野の裏通りの町並み。侘び寂びを感じる家屋が並ぶ姿が堪らない。

■山形県長井市

山形県長井市(2024年11月撮影)
山形県長井市(2024年11月撮影)

山形鉄道の羽前成田駅。大正11年に建設されているため、昭和レトロを通り越して大正浪漫を感じる情景だ。

■群馬県中之条町

群馬県中之条町(2024年8月撮影)
群馬県中之条町(2024年8月撮影)

四万(しま)温泉街にある昔ながらのお土産屋さん。奥には道路を跨ぐように渡り廊下が設置されている。

■北海道三笠市

北海道三笠市(2022年8月撮影)
北海道三笠市(2022年8月撮影)

半世紀以上前に閉山した炭鉱の立坑と、幾度の大雪を耐え抜いてきた木造住宅。とても令和に広がる光景に見えない。

■奈良県五條市

奈良県五條市(2024年3月撮影)
奈良県五條市(2024年3月撮影)

五條市コミュニティバスの立川渡(たてかわど)停留所。見るからに古い看板が並んでいて、歩む足を止めざるを得なかった。

(了)

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一人旅研究会
一人旅研究会

本名:栗原悠人。平成7年大晦日生。川崎出身、新潟在住。那須、札幌等に住居を転々としながら旅情と郷愁を求め、日本全国の鄙び空間、退廃的空間、秘境、温泉などを巡る。家ではジオラマ製作・落書き。日本一周・全県宿泊済。 愛車:三菱 ランサーエボリューションⅦGT-A。カメラ:CANON EOS R6 markⅡ。著書に『一人旅研究会・ノスタルジック写真集〜日本のなつかしい風景を旅する〜』(マール社)がある。