富山県高岡市の金型部品製造会社、本江鉄工所が事業停止に追い込まれました。
帝国データバンクによりますと、12月5日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったということです。負債総額は約1億8000万円にのぼります。

本江鉄工所は1897年創業の老舗企業で、主にアルミサッシプレス用金型の製造加工を手がけてきました。

最盛期とみられる2020年3月期には年間売上高約1億1000万円を計上していましたが、近年は受注が徐々に減少。2025年3月期の売上高は約5000万円まで落ち込み、資金繰りがひっ迫し決済難に陥ったため、事業継続の見通しが立たなくなったとみられます。
(富山テレビ放送)
