ツアー史上最難関のモンスターコース「富士桜カントリー倶楽部」で4日開幕した、ロピアフジサンケイクラシック。
荒天のため54ホールの短縮競技となった今大会は、トータル10アンダーとした長野泰雅(ながの・たいが)のツアー初優勝で幕を閉じた。

見事ツアー初優勝を飾ったプロ4年目の22歳、長野泰雅(ながの・たいが)が大会を振り返った。

Q:見事な初優勝だったが今の気分は?

長野:
「キャディーとは緊張してないと言っていたが、緊張していて最後の1メーターないぐらいのパーパッドは過去に外したことがあってドキドキして打ったが、入ってくれて安心している。」

Q:バーディーパッドを打ってからちょっと時間があったが?
長野:
「手の震えが止まらなくて、キャディーがいろんなことを言ってきてくれて助けられた。」

Q:優勝を誰に一番報告したいか?

長野:
「ずっとお世話になっている父と母と、プロになる前から応援してくださっている所属の福岡地行の藤木社長にすごく感謝を伝えたい。」


Q:2年ぶりに最終日・最終組となったが心の準備は?

長野:
「今週は全体的に調子が良かったので、これで勝てなかったらもう勝てないかなと。」
「最初からボギー、ボギーと来たが、またかと思ったが後半頑張れてこういう結果になって良かった。」

Q:8番で今日最初のバーディー。そこまでは苦しい胸中だった?

長野:
「8番で頑張ると言ってそこからいい感じにゴルフができて気合でなんとか頑張った。」

Q:リーダーボードは見ながらのプレーだった?
長野:
「ずっと見ていた。前の組からずっと歓声が聞こえていたので怖かった。」

Q:蝉川プロ、杉浦プロが上げてきてたあたりは?
長野:
「序盤からイーグルが入ったのが見えて、すごいなあと思いながらギャラリーになりかけていたが自分もなんとか頑張った。」

Q:16番で単独トップに立ったのも自身でわかっていたのか?
長野:
「入れた瞬間、トップに立ったのが分かった。」

Q:そこからの気持ちの変化は?
長野:
「より緊張してお願いだから曲がらないでくれと思って17番は曲がってしまい、18番でナイスショットした球はラフまで行ってしまったが優勝したので何でもいい。」

Q:今週からアイアンを新しくしたということだが?
長野:
「今週はアイアンに助けられた。」

Q:大会2日目は大雨で中止に。コースを復旧してくれた方々にもメッセージを。
長野:
「動画で見たがすごい状態で雨がすごくて、そのなかを必死で選手のためにやってくださって感謝している。」

Q:最後に応援してくれたファンにメッセージを。

長野:

「自分は他のプロと違ってちょっとふざけているところがあるが、面白いキャラということで応援してください!お願いします!」

◇トータル10アンダー・200(65-67-68)

<9月7日 富士桜カントリー倶楽部(山梨県・富士河口湖町)7424ヤード・パー70>