立憲民主党の野田代表は5日、記者会見で、自民党総裁選の前倒しを巡って石破首相が衆院解散に踏み切る可能性があるとの見方が出ていることについて、「党内抗争の決着のために税金を使うなんてありえない話」とした上で、「党利党略よりも個利個略という批判を浴びることになるのではないか」と述べた。
また、野田代表は、「ここでそんな政治空白を作っていいのか」と疑念を呈し、「何をもって争点とするのか。大義がない」と述べた。
野田氏は、「石破首相自身は7条解散をずっと否定してきたのではないか」と指摘し、「まさかやらないとは思うが、やるとしたら究極の七条解散になる」と強調した。