大阪・関西万博の会場では、台風専門の研究機関が、人為的に台風の勢力を落とすプロジェクトを展示しています。
台風の被害を少しでも抑えられないか―。横浜国立大学の研究チームが万博会場で展示しているのは、「台風制御」プロジェクトです。
展示会場では、飛行機や船で台風に接近し、雲の構造を変化させる物質を散布して勢いを弱めたり、エネルギーに活用したりする方法が模型で再現されています。
【横浜国立大学・筆保弘徳教授】「2050年に制御手法が社会に実装されることを狙って。ほんの少しだけ台風を弱めて、我々には優しい台風にする。そして台風を上手く使っていくという未来が来るといいなと思う」
この展示は31日まで行われています。
