熊本市中央区のホストクラブで、女性客に対し未払いの飲食代、いわゆる売掛金を返済させようと不安をあおった疑いで、従業員の男が逮捕された。警察は逮捕した従業員が働くホストクラブで家宅捜索も行った。2025年6月に改正された風営法で、同様の行為をした疑いでの逮捕は全国で2例目。
客に不安あおるメッセージを送信したか
風営法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区に住むホストクラブ従業員・井上寛希容疑者(30)。

警察によると、井上容疑者は7月30日から8月2日にかけて、客の女性に対し未払いの飲食代、いわゆる売掛金を返済させるため、「このまま無視を続けるなら、俺からじゃなくて、それなりの連絡が行くけど」などと、不安を煽るようなメッセージをSNSで送信った疑いが持たれている。

女性が8月2日、警察に届け出たことで事件が発覚。調べに対し、井上容疑者は容疑を認めていて、「連絡が滞ったり、返済がなかったから、メッセージを送った」と供述しているという。

女性は井上容疑者の店に数年前から通い、多い時で週に1回から2回ほど訪れていたということで、約50万円の売掛金があったとみられている。
6月に改正の風営法 全国2例目の逮捕
2025年6月の風営法改正で、利用客の支払いに対して不安にさせる言動は禁止されていて、7月の愛知県に続き、全国で2例目の逮捕という。

警察は8月28日午後から、井上容疑者の勤務先のホストクラブへ家宅捜索を実施。店から従業員の名簿や売掛金に関する資料などを押収した。
(テレビ熊本)