北海道留萌市の市街地全域で、水道の水が濁っていることが分かりました。
留萌市によりますと、24日昼ごろ市民から「水道水が濁っている」などと連絡が相次ぎました。
エリアは市街地全域で、住宅や公園、事業所、市役所でも水が濁りました。
場所によっては、水が赤茶色で飲めるような状態ではないということです。
原因は、隣町・増毛町の浄水場近くの送水管の工事でした。
老朽化により送水管に穴が開いたため修繕工事をしたところ、管の内側の錆びが流れ出たということです。
管内に水を送っていて濁りは徐々に解消しているということですが、復旧のめどはたっていません。
市は、25日午後7時30分から、留萌市役所(留萌市幸町1丁目11番地)と潮静住民センター(留萌市潮静1丁目)に給水所を設置しました。利用時間は午後10時までとなっています。給水量は1人あたり12リットルです。
市は、配水場の水位が低下しているとして、節水を呼びかけています。