ルビーのように輝く大粒の実、島根県生まれの新品種のブドウ「神紅」です。
主力産地の邑南町で、今シーズンの出荷式が行われました。
「神紅」は種がなく、皮が薄いシャインマスカットと紅色が特徴のベニバラードという品種をかけ合わせて生まれた県のオリジナル品種で、邑南町では5年前から産地化を進め、現在は13戸の農家が栽培。県内の生産量のほぼ半分を占めています。
8月21日は、7戸の農家から520キロが持ち込まれ糖度は「24.3」と出荷の基準を満たす十分な甘さに仕上がったということです。
島根おおちぶどう部会・三田誠部会長:
邑南町は今から神紅が島根県の特産品として、産地化できることを目標に多くの栽培をしていますので、皆さんにおいしいものを食べてもらえるように頑張ります。
邑南町では、9月下旬まで2024年の2.5倍にあたる約5トンが、県内や関西などの市場に向け出荷されるということです。