寝室を「備蓄庫」に
●ベッドサイドには防災スリッパを
災害時は、「素足で歩かない」環境を整えることが重要です。熊本地震では足をケガする人が相次いだため、その教訓から防災スリッパを寝室に常備。ガラス片や釘の踏み抜きから足を守ります。もちろん、スニーカーなどでもOK。
●寝室をわが家の「備蓄庫」に
わが家の安全スペースである寝室は、備蓄品のメイン保管場所でもあります。ベッドの下はニトリの「ベッド下収納ケース キャスター付き」で、ローリングストックの食品や衛生品を収納。取り出しやすく、補充もしやすいのが◎。
長期保存できる「ザ・非常食」や衛生品などは、寝室の片隅にある無印良品の「頑丈収納ボックス」に収納しています。使う頻度によって、収納場所を決めておくと管理がラクに。

松永りえ
熊本在住の防災収納インストラクター。Laughing Home代表。JCDP認定分科会 日本災害連携協会つなぐ 理事。整理収納コンサルタント、防災共育管理士認定講師の資格も併せて持つ。著書に『もしもに役立つ、いつものモノ選び 防災グッズは備えず使う!』(エムディエヌコーポレーション刊)、『すごい収納用品、すごい100円グッズの使い方図鑑』(エムディエヌコーポレーション刊)、『長く使える ずっと愛せる「無印良品」探し』(主婦の友社刊)がある。