自民党の高市早苗総裁は、21日に発足させる高市内閣の国土交通相に、金子恭之元総務相を起用する方針を固めた。国土交通省の大臣ポストは、2012年以降の自公政権では、公明党からの起用が続いていた。自民党からの起用は民主党に政権を明け渡した2009年以来16年ぶりとなる。
また、法相に平口洋氏、文科相に松本洋平氏、デジタル相に松本尚氏が起用される方向となった。
自民党内では、道路や建設など、国民生活、企業活動、公共事業などにに広く関わる国土交通省の大臣は、自民党の議員が務めるべきだとの声が出ていた。