520人の犠牲者悼んで灯籠流し
日航機墜落事故から12日で40年。墜落現場の麓では11日、犠牲者を悼む灯籠流しが行われた。

1985年8月12日に群馬・上野村で乗客乗員520人が犠牲になった日航機の墜落事故現場の麓では11日夜、犠牲者を悼んで灯籠流しが行われた。

約200個の灯籠には「空の安全」を願うメッセージが寄せられていて、遺族や参加者の手で川に浮かべられた。
亡くなった父親の年齢越えた遺族は
事故で父を亡くした若本千穂さん(60):
ことしは還暦を迎えて…父が生きられなかった10年間、ちゃんと生きてこられたかなとか。そういうふうな気持ちにもなっていますね。

事故から40年となる12日は、朝から遺族や関係者が参加して御巣鷹の尾根を慰霊登山するほか、追悼慰霊式が行われる。
(フジテレビ社会部)