⾷卓にとろける驚きを̶̶
「とろ〜り旨なす」は、通常のなすとは⼀味違います。
加熱すると⽩⼦のようにとろっとした⾷感を⽣むこの⽩なすは、
2015 年に販売開始し、徐々に⾷卓にも並ぶようになってきました。
世界の⾷卓から着想を得た「揚げてトルコ」
開発のはじまりは2015 年秋。世界のなすをテーマにした新しいシリ
ーズ「なすコレ」が⽴ち上がりました。「揚げてトルコ」「カレーな
インド」「炒めて台湾」「グリルでイタリア」など調理法と国名をか
け合わせたユニークなネーミングで、各国の⾷⽂化となすの種を販売
してきました。中でも後に「とろ〜り旨なす」と改名する「揚げてト
ルコ」は、トルコ料理にヒントを得た品種で、加熱することでトロッ
とした⾷感が⽣まれる特性が特徴でした。
名称変更の背景にあった“伝わらない美味しさ”
「名前だけでは⾷感が伝わりきらなかった」と開発担当者は振り返り
ます。「加熱したときのとろけるような⾷感を、もっとストレートに
伝えたい」その想いから、“とろ〜り”という⾔葉を前⾯に打ち出し、
2020 年11 ⽉、この「揚げてトルコ」は「とろ〜り旨なす」へと改名
されました。
改名後、売上は5年で3倍に
「揚げてトルコ」の頃から種苗の販売は微増傾向にありましたが、
「とろ〜り旨なす」への改名後、わずか5 年で販売量は3 倍に拡⼤。
直売所向けだった商品は、産地展開も進み、地域ブランドとしての価
値も⾼まりつつあります。
群⾺・桐⽣で育まれる「とろ〜り旨なす」
群⾺県桐⽣市にある桒原園芸では、約5年前から「とろ〜り旨なす」の栽
培に挑戦し、広がりを⾒せています。
栽培のきっかけは、弊社の社員がオススメ商品だからと、「とろ〜り旨な
す」を持ってきたこと。⾷べてみたところ、とろっとした新⾷感でとてもお
いしく、その驚きや感動をもっと多くの⼈に味わってもらいたいという思い
から栽培を始めました。
柔らかいぶん、傷もつきやすい
「とろ〜り旨なす」は柔らかいため、傷がつきやすく⽬⽴ちやすいと
いう課題があります。傷をつけないためになすに袋をかけたり、無駄
な葉や枝を剪定したり、⼯夫が必要です。しかし、どうしても傷がつ
いてしまうこともあるため、「傷あり3 本セット」などの⼯夫を凝ら
して販売しています。
⾼温でも実をつける、品種改良の⼯夫
⽇本の夏は年々厳しさを増しており、夏野菜のナスであっても、暑
さにより受粉が上⼿くいかず、果実が実らないこともあります。
「とろ〜り旨なす」は、そうした気候⾵⼟に適応するため、夏期の
⾼温下でも受粉しやすいよう改良を重ねました。実際に、他のナス
品種と⽐べて、着果性が⾼いという評価も得ています。
新⾷感のなすを全国の⾷卓に
「とろ〜り旨なす」の美味しさを多くの⽅に知っていただくため、
7 ⽉16〜18⽇に東京ビッグサイトで開催されたJAPAN FOODS
WEEK内の「インバウンドフードビジネスEXPO」に出展いたしま
した。試⾷として唐揚げをご提供したところ、多くのお客様から
「美味しい!」とご好評をいただき、取り扱いのご希望も複数いた
だきました。
外⾷でも採⽤!広がる⼈気
外⾷産業での採⽤も増加しています。現在では、天丼・天ぷらチェー
ン店「天丼てんや」の期間限定メニューで採⽤されるなど、認知度は
着実に⾼まっています。
天丼てんや 夏の期間限定商品
販売期間:2025年9⽉下旬頃までを予定
詳しくは 天丼てんや 公式ホームページをご確認ください。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ