7月31日は今年2回目の「土用の丑の日」=「二の丑」だが、宇宙でも食べられる「うなぎ」の開発が進んでいる。

油井亀美也宇宙飛行士:
やっと自分のホームに帰れることが、とても楽しみです。

日本時間の8月1日未明、油井亀美也宇宙飛行士を乗せた宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられる。
その油井さんが宇宙で食べるのが「宇宙食」。
都内にある宇宙グッズの専門店を取材すると店頭に並んでいたのは日本食の数々。

「宇宙の店」立元忍 店長:
「スペースうなぎ」という商品があるんですけど、長野にある観光荘さんという鰻屋さんが作ったうなぎなんです。

宇宙でも食べられる、うなぎの蒲焼き。油井さんとは、こんな縁があった。
うなぎ店・観光荘 代表 宮澤健さん:
油井さんが同じ長野県出身で「うなぎのかば焼きを食べられたら嬉しいな」と話をされていたので、ここでスタートしてみようか、やってみようかと。

「スペースうなぎ」の開発は6年前にスタート。
常温での保存という課題に立ち向かい、おととし、宇宙食として正式な認証を得た。

油井さんも今回の滞在で「スペースうなぎ」を持って行く予定だ。
記者:
宇宙食のご飯もあったのでうな丼にしてみました。甘じょっぱいタレの風味が最高です。

油井さんを乗せた宇宙船が打ち上げられる現地31日は、ちょうど「二の丑」。
油井さんが「スペースうなぎ」の味をどんな言葉で表現するのか楽しみだ。

宇宙飛行士の健康を考えて薄味にしているそうだが、独自の製法で噛めば噛むほど、味わいが広がるという。
(7月31日放送「Live News days」より)
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