30日から2日間にわたり、日銀は政策決定会合を開く。
その会合を前に、経済同友会の新浪代表幹事は29日の定例会見で、「金利をちゃんと上げること」と述べ、日銀の政策金利引き上げへの期待感を示した。
そのうえで金利について、「上げない理由がわからない」と持論を展開した。
加えて新浪代表幹事は、物価高が続いていることをふまえて、「今国民が悩んでいることは何か」と指摘し、日銀が「意思を示すこと」を求めた。
また、日米の関税交渉が想定以上に長引いたとして「日銀の対応がさらに後手に回って経済が悪化すれば総裁の責任だ」と警戒感をあらわにした。