立憲民主党で総合選挙対策本部の副本部長も務める水岡参院議員会長は29日、参院選を振り返り「はっきり言って惨敗」と評した。党の参院議員総会で語った。
立憲民主党の参院選での獲得議席は改選前と同じ22で、議席を減らしたわけではない。水岡氏は、「数だけを見ると、現状維持」としながらも、「自公がボロ負けをしていることから見ると、その受け皿に我々はなれていたのか、厳しく考えなくてはいけない」と指摘し、比例区の野党得票では国民民主党のみならず新興勢力である参政党の後塵をも拝した結果を自己批判した。
一方で、衆議院に続き「参議院でも与党を過半数割れに追い込むことができた」と自賛し、野党の合意形成に向け「野党第一党としてしっかりイニシアチブをとっていく」と述べた。