ドイツ南西部で乗客およそ100人を乗せた列車が脱線し、少なくとも3人が死亡しました。
地元警察によりますと、ドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルク州のリートリンゲン近郊で27日、乗客およそ100人を乗せた列車が脱線する事故があり、少なくとも3人が死亡、複数の乗客が重傷を負いました。
現場は草木が生い茂った場所で、少なくとも2つの車両が脱線・横転し、線路をふさいだため、40キロあまりの区間が通行止めとなりました。
事故の原因は不明ですが、現場周辺では事故の前に大雨が降ったということで、警察などが詳しい状況を調べています。
ドイツのメルツ首相はSNSに「深い悲しみを感じている」と投稿し、犠牲者に哀悼の意を示すとともに、「内相と運輸相に対して、救助活動への最大限の支援を要請した」と明らかにしています。