赤沢経済再生担当大臣が関税を巡りアメリカ側と連日の協議です。
日本政府は、7回目の日米関税交渉のためアメリカ・ワシントンを訪問中の赤沢経済再生担当大臣が、日本時間の28日午後11時から約15分間、また29日午前8時から約20分間、ラトニック商務長官と電話会談を行ったと発表しました。
貿易の拡大や非関税措置、経済安全保障面での協力などについて議論したということで、「日米双方にとって利益となる合意を実現できるよう、日米間で精力的に調整を続ける」としています。
赤沢大臣は前日にもラトニック商務長官と対面で協議を行っていました。
ただ、7月9日に相互関税上乗せの一時停止措置の期限が迫る中、自動車関税を含め、両国の隔たりは依然埋まっておらず、合意への道筋は見えていません。
政府関係者によりますと、赤沢大臣はさらに交渉を行うため滞在期間を延長する見通しです。