3つ目は「服装の工夫」。体にぴったりと密着した衣類は避け、風通しの良いものを着るだけでも暑さは違ってくるという。矢野さんのお勧めは「ワンピース」や「甚平」だ。

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クールシェアリングに頼っていい

このほか、暑さが厳しくなりがちなシチュエーションを乗り切ることも大切だという。

涼むために施設に行くのもアリ(画像はイメージ)
涼むために施設に行くのもアリ(画像はイメージ)

まずは、1日ずっと暑くなりそうな場合。部屋で我慢すると熱中症リスクが高まるので、“外の施設”を頼ることを検討してみよう。

「休日であればショッピングモールで涼んだり、図書館で読書や勉強をしたりしてはいかがでしょう。『クールシェアリング』といって、涼みスポットを提供している施設もあります」

「寝苦しい夜」の乗り切り方

暑さが続く、寝苦しい夜も悩ましい。こちらは完全に解決することが難しいので、次のような対策を組み合わせてみよう。

・その日は風通しが良い場所で眠る
・冷感接触の寝具を使う
・凍らせた保冷枕を枕にする
・サーキュレーターで空気を循環させる

接触冷感の寝具を用意しよう(画像はイメージ)
接触冷感の寝具を用意しよう(画像はイメージ)

「保冷枕はタオルにくるみ、適度な冷たさに抑えましょう。サーキュレーターの風は体に直接当てると、健康を害する恐れがあるので気をつけてください」

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