家庭によっては、子供が先に帰宅することもあるはず。家がムワッとすると、熱中症リスクも高まるので親は注意してほしいと、矢野さん。
子供がいる家庭は安全を最優先に
そこで、子供がいる場合は安全を最優先に、暑い状態を放置しないように伝えておこう。
ぬらしたタオルを冷凍しておく、冷感タイプのボディシートを用意しておくのもお勧めだ。

「外出先からスマホで家の室温が分かり、エアコンをオン・オフできる機器もあります。小さなお子さんがいるなら、帰る30分ほど前から、冷房をオンにしておくのも選択肢でしょう」
帰宅時の暑さは厄介だが工夫で乗り切れる。気になるなら試してみるといいかもしれない。

矢野きくの(やの・きくの)
家事アドバイザー・節約アドバイザーとして、テレビ、ラジオ、雑誌などのメディア出演、コラムの連載、講演セミナー講師などで活動。家事の時短化、効率化、節約術などを専門とする。防災士、食育指導士の資格を持つ。