2023年に29歳で脱サラして料理家になった1児の父・脱サラ料理家ふらおさん。
妻が育休から復帰する際、必要に迫られたことがきっかけで、料理をはじめた。料理を毎日作る大変さ、レシピを読むだけでも高いハードル、徐々に毎日の料理に苦痛を感じていったという。
そんな経験と、料理初心者だからこその気づきで手間にならない調理法をSNSに発信し、「ひらめきレシピ」が誕生した。
119品の簡単な料理が満載の、初レシピ本『なにもしたくない日のひらめきレシピ』(扶桑社)から、ふらお的BESTレシピ3の「豪快焼きおにぎり」を一部抜粋・再編集して紹介する。
ひらめきレシピとは?
料理がもともと得意ではなかった私が考案したのは、「これなら料理が苦手な私(僕)でも作れそう!」と思ってもらえるようなかんたんレシピ。その特徴2つを紹介します。
<1>とにかく面倒な工程を極限まで省略
料理には、下処理や加熱、味つけなどたくさんの工程がありますが、一つでも手間を減らせればとってもラクに。
例えばかたくて切るのが大変なかぼちゃは、お米と一緒にそのまま炊飯器で炊けば、しゃもじでかんたんに崩せます。ハンバーグは一つひとつ成形せず、大きく作って焼いてから切り分ければ、手も汚れず、好きなだけ食べられて一石二鳥!
<2>使い食材は最小限で!
材料が多いと、料理のハードルは上がりがち…。この本ではひき肉だけで作れる餃子や、具材は鶏肉一つの炊き込みごはんなど、なるべく少ない材料で作れるレシピを数多く紹介しています。
もちろん、栄養バランスや彩りを考えて、食材をたすのは自由。冷蔵庫にあるもので再現しやすく、買い物もラクなレシピが満載です。