自分の読まなくなった本を病院の休憩所の本と交換するイベントが、永平寺町にある
福井大学病院で16日から始まりました。
倉地恵利アナウンサー:
「本の交換会では持ってきた本2冊と、こちら本棚にある本1冊を交換することができます」
本の交換会は、病院内の売店やカフェを運営する一般財団法人福和会が、病院での時間を少しでも豊かにしてもらおうと開いていて、今回が2回目です。
病院の休憩スペースでは、患者や病院職員らが寄付した小説や絵本など約300冊が置かれていて、誰でも自由に読めます。16日から3日間は、自分の持ってきた本2冊と本棚にある1冊を交換することができます。
交換に来た人は「家に本がいっぱいになってしまうので、新しいものをもらったら寄付をしている。(本の交換会は)活性化していいと思う」
寄付する本にはメッセージを書き込んだしおりを挟むことができ、福和会は「本を通したコミュニケーションを楽しんでほしい」としています。
2024年の開催時は約50人が交換会に参加し、期間中100冊ほどが寄付されたということです。
本の交換会は18日まで開かれています。