全長30センチほどのフクロウの仲間で、普段は東南アジアに生息している「アオバズク」。宮崎県の絶滅危惧種に指定されているこの「アオバズク」が、宮崎市の赤江小学校に20年ほど前から毎年、繁殖期であるこの時期に来るそうだ。
2025年も5月20日に学校にやってきたのが確認されていて、実は2回、学校に伺ったのだが、その姿を見ることはできなかった。
今回は3度目の正直・・・!ついにその姿を見ることはできるか!?
どうしてもアオバズクに会いたい!

赤江小学校(アカバズク体操):
♪早寝早起き ホーホー ごはんをもりもり ホーホー♪
学校の名前にちなんで作った「アカバズク体操」に毎日励むほど、アオバズクを大事にする宮崎市の赤江小学校。

藤松舞アナウンサー:
♪早寝早起き ホーホー ごはんをもりもり ホーホー。あれから13日間、姿を見せなったアオバズク。ついに今週、「目撃した」との連絡をもらい、赤江小学校へやってきました!

赤江小学校 長尾岳彦校長:
どうぞご案内します。

発見!
藤松舞アナウンサー:
いました!アオバズク!初めまして!

赤江小学校 長尾岳彦校長:
赤江小学校のシンボルなので、自信をもって、こっちを向いている気がしますよね。“福”を持ってきてくれる“フク”ロウなので、来てくれてよかった。

野鳥の会の田辺さんによると、このアオバズクはオスで、パートナーのメスが近くにある古い木に巣を作って卵を温めているのを見張っているのだそうだ。

赤江小学校 長尾岳彦校長:
「もういなくなったんじゃないか」って心配している子もいたんですけど、今週は来てくれて子供たちも元気を取り戻している。

児童:
めっちゃ目が丸くてかわいい。
首が動くところが好き。
また会えてうれしいし、また遊びに来てほしい。
アオバズクは、例年だと、雛が巣立つ7月下旬まで赤江小学校にいるということだ。繁殖の時期の負担にならないように静かに見守っていきたい。
(テレビ宮崎)