2025年も災害級の暑さが懸念される中、岡山県は5月29日、熱中症の対策を話し合う会議を開きました。6月から始まる職場での熱中症対策の義務化などを確認しました。

県の各部局から担当者約20人が集まった会議。5月に入って県内では、熱中症の疑いによる救急搬送が58人に上り、中四国地方で最多となったことが報告されました。

こうした状況の中、6月からは、職場での熱中症対策が義務化されることを受け、企業への周知を徹底することなどが確認されました。また熱中症特別警戒アラートが発表された場合、工事現場など屋外の作業を控えるよう指導することが報告されました。

(岡山県健康推進課 宿野沙紀子さん)
「1つの部署だけ頑張ってもなかなか熱中症対策は進んでいかない。各部が、ここが困っている、こういう状況があると情報交換することが大事」

熱中症対策を巡り制度が変わる2025年。県民への周知徹底が課題となっています。

岡山放送
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